【松山市 No.009】
MEMO
2棟のアパートが外廊下で接続された事例である。
鉄骨階段の踊り場が方杖で強引に持ち出されているのをはじめ、鉄骨工事の粗野さがアパート全体の印象を決定づけている。
【松山市 No.008】
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かなり老朽化しているが、規則的な列柱やマッスの構成的な凹凸、無機質モノトーンなモルタル壁があいまって、どことなく共産圏の建築をおもわせるアパートである。その無機的な建築に植物が絡み、再び有機物にかえってゆく(ようにみえる)さまには、無常感とともに安心感のようなものを感じてしまう。
【松山市 No.007】
MEMO
隣接する2棟のアパートで、それぞれの階段を非常に接近させて配置したために、階段が1カ所しかないようにみえる。
奥にみえるアパートは、いかにも古びたスレート屋根やモルタル壁と、ピロティ形式が絶妙な違和感を醸し出している。
【松山市 No.006】
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片廊下の細い柱に怯む、2棟のアパートである。
一棟は外廊下、もう一方には妻面に増築痕がみられ、場当たり的な活力を漂わせている。
【松山市 No.005】
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【徳島市 No.003】と同じく、コの字型のテラスを持つアパートである。
かなり広くとられた共有テラス部分は特にこれといった用途があるわけでもなさそうで、なんともいえない大らかさがある。
【松山市 No.004】
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ドーンと正面に伸びる、Y字柱に支えられた2本の階段が印象的なアパートである。
ヴォリューム構成としては昨日の【松山市 No.003】と同じく、浴室と思しき空間が出っ張る櫛形平面であるが、本事例はアクセスと採光面の関係が逆になっている。南側に大きく開いた玄関引戸があり、玄関脇に洗濯物を干すためであろうか、脱衣室(?)の勝手口がアクセス空間に面している。建設当時、令和とは異なる住居観が息づいていたことが窺えるのである。